2019年 江南柔道場にて埼玉県北支部主催の型講習会

講習会の写真はレポートの下に有ります。

 

型講習会レポート

 

令和元年11月17日、熊谷市立江南中学校柔道場にて、埼玉県北支部型講習会が開催されました。
先日総本部技術委員長に就任された石島師範から直接指導を受けることができる、年に数回限りの貴重な機会です。
 武州北支部からは、黒岩支部長をはじめ、11名が参加しました。今回の講習会は総本部のユース稽古の日程と重なってしまい、いつもより参加者が少なかったため、少年部の参加者は約3分の1が武州北支部の生徒でした。武州北支部としても今回はいつもより参加者が多かったように思います。支部全体の意識の高まりが感じられ、喜ばしいことだと思います。
 準備運動の後は停止筋肉を鍛える補強が行われました。腕立て伏せを半分だけ、つまり途中の状態で止めて30秒、これを腕の幅を通常、広げて、閉じての3パターンで行います。次にV字腹筋での停止を2パターン30秒ずつ、続いてうつぶせになり、ウルトラマンが空を飛ぶように体はまっすぐ伸ばし、そこから手と足を浮かせた状態で40秒停止しました。
 師範からは止まった状態でわなわなと震えないように、との指導がありましたが、震えないように意識してもなかなか難しいものです。少年部のグループからはうめき声が、端で見学していた保護者さんからは「わーきつそう…」との声が聞こえてきました(笑)
 続いて基本稽古に移りましたが、今回の大きなテーマの一つが突きの強化となっており、鋭い突きを行うための引きのタイミングについて、ほどいた帯を使っての説明がありました。受けについてもフリスビーを例とした同様の指導があり、このイメージを意識しながら、引き手を有効に使うことや、腰を切るタイミングを体に染み込ませました。後日黒岩支部長のお話から、これがいわゆる発力の稽古であったことを知って少し驚き、同時に納得をしました。また、石島師範から稽古中に「基本は極意」、「武器は手の延長」というお言葉が出るたびに、普段から支部長がおっしゃっていることだとハッをするとともに、それを常に意識できていない自分に気づき、漫然と稽古をしないよう気を引き締めなければいけないと改めて感じました。
 続いて、四股立ちで行う正拳突きに威力を持たせるための避け突きや、ヌンチャクを用いた前蹴りの指導など、工夫を凝らした、実際の動きに直結する指導がありました。
 型の稽古については、ここまで行った動作を意識することに加え、重心を落とすことをテーマとした指導となりました。
 重心を落とすイメージはなかなかつかみにくいためいろいろな表現がされますが、今回は体の中に10kgくらいのボールがあり、それを上げて落とす、という説明がされました。
 これらを意識しながら、太極その1〜3、平安その1〜3、撃砕小までを全体で2回ずつ、最後に一般部と少年部茶帯は最破を、少年部茶帯以外はそれぞれの帯に応じた型を行いました。
 武州北支部の生徒たちは第1部となるここまでの参加でしたが、第2部の棒、第3部の上級の型まですべて参加された方は、9:30〜17:30までの長時間に渡る講習会でした。
 この講習会で得たものを一つでも、普段の稽古に活かしていきたいと思います。
最後に、ご指導いただきました石島師範、総本部技術委員のみなさんにお礼を申し上げます。ありがとうございました。

 

武州北支部広報部 栗原